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私の場合、僕の場合
\ ヤングケアラーという言葉も知らなかった
Aさんの場合 /

Aさん 小学6年生 女子
- 家族構成
- 祖父、祖母、母、本人
- ケアを要する家族の状況
- 祖父(寝たきり)、祖母(認知症)、母(精神疾患)
- ケアの内容
- 母と祖父母の身の回りの世話
Aさんがしていたケアの内容
私はお母さんやおじいちゃん、おばあちゃんの食事の用意、洗濯、着替えの手伝いや食事の手伝いなど、身の回りの世話を行っています。そのために使う時間は1日3時間ぐらいだと思います。
またお母さんが大変そうな時は2〜3時間くらい話を聞くこともあります。
いつもは学校から帰ってきてから、休みの日は朝から家族のお手伝いをしています。
気づきの経緯
おじいちゃんのケアマネージャーさんが、地域包括支援センターに連絡してくれたのがきっかけです。地域包括支援センターから学校などに連絡してもらえました。
私はヤングケアラーという言葉も知らなかったし、自分がヤングケアラーだと思ってもいなかったので、「あなたはヤングケアラーですよ」と言われたときには驚きました。
相談窓口
- ケア
マネージャー - 地域包括
支援センター - 学校
支援の内容
担任の先生やスクールカウンセラーさんが話を聞いてくれました。そして近くに子ども食堂というのがあると教えてくれました。
またケアマネージャーさんが地域包括支援センターの人を連れて来てくれて、お母さんが病院に行かずにお医者さんが家に来るようにしてくれるようになりました。
児童委員の人もときどき家に来て「大丈夫、変わりない?」と声をかけてくれるようになったので安心です。
おかげで、最近は友達と遊ぶことができるようになりました。
