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関係機関(かんけいきかん)(教育関係(きょういくかんけい)・児童福祉(じどうふくし)・高齢者福祉(こうれいしゃふくし)・障害(しょうがい)福祉(ふくし)・生活(せいかつ)福祉(ふくし)・保健(ほけん)・医療(いりょう)関係(かんけい)・若者(わかもの)支援分野(しえんぶんや))、地域(ちいき)の方(かた)へ

ヤングケアラーの近(ちか)くにいるみなさんへ

ヤングケアラーは決(けっ)して特別(とくべつ)な存在(そんざい)ではありません。家族(かぞく)に認知症(にんちしょう)・要介護(ようかいご)等(とう)の高齢者(こうれいしゃ)がいる場合(ばあい)や、障害(しょうがい)や疾病(しっぺい)がある場合(ばあい)等(とう)に、関係機関(かんけいきかん)のみなさんがヤングケアラーへの気(き)付(つ)きや、関係機関(かんけいきかん)へのつなぎ、支援(しえん)において大(おお)きな役割(やくわり)を果(は)たします。
本人(ほんにん)とケアを受(う)ける側(がわ)の家族(かぞく)の考(かんが)えや思(おも)いも大切(たいせつ)にしながら、家族(かぞく)全体(ぜんたい)を見(み)る視点(してん)での支援(しえん)が期待(きたい)されます。

ヤングケアラー支援(しえん)のネットワーク

ヤングケアラー及(およ)びその家族(かぞく)を支(ささ)える関係(かんけい)者(しゃ)として下図(かず)のような支援(しえん)機関(きかん)等(とう)があります。福祉(ふくし)の各(かく)分野(ぶんや)、教育(きょういく)、そして地域(ちいき)の支援団体(しえんだんたい)等(とう)、多様(たよう)な関係(かんけい)者(しゃ)が協力(きょうりょく)して支援(しえん)することで、よりよい支援(しえん)が行(おこな)えます。

ヤングケアラー支援のネットワーク

出所(でどころ):有限責任監査法人(ゆうげんせきにんかんさほうじん)トーマツ 「多(た)機関(きかん)・多(た)職種(しょくしゅ)連携(れんけい)によるヤングケアラー支援(しえん)マニュアル」(令和(れいわ)4年(ねん)3月(がつ))図表(ずひょう)13を 一部(いちぶ)改変(かいへん)

各(かく)機関(きかん)の役割(やくわり)

ヤングケアラー本人(ほんにん)や家庭(かてい)の状況(じょうきょう)により連携(れんけい)すべき機関(きかん)は異(こと)なります。他(た)の機関(きかん)が果(は)たす役割(やくわり)を知(し)ることで、どの機関(きかん)と連携(れんけい)すべきか判断(はんだん)がしやすくなります。

児童福祉(じどうふくし)

  • 子供(こども)家庭(かてい)支援(しえん)センター
    (要保護児童(ようほごじどう)対策(たいさく)地域(ちいき)協議(きょうぎ)会(かい)の調整(ちょうせい)機関(きかん))
  • 児童相談所(じどうそうだんじょ) など

子供(こども)家庭(かてい)支援(しえん)センターは、原則(げんそく)として18 歳(さい)未満(みまん)のすべての子供(こども)と、家庭(かてい)の支援(しえん)を目的(もくてき)に、児童相談所(じどうそうだんじょ)よりも身近(みぢか)な相談(そうだん)窓口(まどぐち)として、区市町村(くしちょうそん)に設置(せっち)されています。児童相談所(じどうそうだんじょ)とも連携(れんけい)しながら、子供(こども)に係(かか)る多(おお)くのケースに対応(たいおう)しています。
児童相談所(じどうそうだんじょ)では、子供(こども)に関(かん)する相談(そうだん)を広(ひろ)く受(う)け付(つ)けており、必要(ひつよう)に応(おう)じて、一時(いちじ)保護(ほご)や児童養護施設(じどうようごしせつ)への入所(にゅうしょ)等(とう)の措置(そち)をとります。

教(きょう) 育(いく)

  • 学校(がっこう)
  • 教育委員会(きょういくいいんかい) など

学校(がっこう)は、ヤングケアラーと思(おも)われる子供(こども)やきょうだいに気付(きづ)き、見守(みまも)るほか、他(た)の機関(きかん)へつなぐことが期待(きたい)されます。
教育委員(きょういくいいん)会(かい)や学校(がっこう)には、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、ユースソーシャルワーカーが配置(はいち)されている場合(ばあい)もあり、支援(しえん)においても重要(じゅうよう)な役割(やくわり)を担(にな)います。

生活(せいかつ)福祉(ふくし)

  • 区市町村(くしちょうそん)の生活(せいかつ)福祉(ふくし)部門(ぶもん)(福祉事務所(ふくしじむしょ)等(とう))
  • 自立(じりつ)相談(そうだん)支援(しえん)機関(きかん) など

生活(せいかつ)福祉(ふくし)部門(ぶもん)(福祉事務所(ふくしじむしょ)等(とう))は、家庭訪問(かていほうもん)や面接(めんせつ)により、必要(ひつよう)な扶助(ふじょ)を判断(はんだん)するほか、自立(じりつ)に向(む)けた生活指導(せいかつしどう)などを行(おこな)います。ヤングケアラーの保護(ほご)者(しゃ)と子供(こども)のそれぞれに必要(ひつよう)な支援(しえん)の検討(けんとう)を担(にな)います。
自立(じりつ)相談(そうだん)支援(しえん)機関(きかん)は、生活困窮者(せいかつこんきゅうしゃ)の経済的(けいざいてき)自立(じりつ)が維持(いじ)できるよう相談(そうだん)支援(しえん)を行(おこな)います。生活保護(せいかつほご)等(とう)の経済的(けいざいてき)支援(しえん)の検討(けんとう)や子供(こども)の学習(がくしゅう)支援(しえん)も行(おこな)います。

障害(しょうがい)福祉(ふくし)

  • 区市町村(くしちょうそん)の障害(しょうがい)福祉政策(ふくしせいさく)の主管(しゅかん)課(か)
  • 基幹(きかん)相談(そうだん)支援(しえん)センター
  • 相談(そうだん)支援(しえん)事業所(じぎょうしょ) など

障害(しょうがい)福祉政策(ふくしせいさく)の主管(しゅかん)課(か)は、障害(しょうがい)福祉(ふくし)サービス等(とう)の支給(しきゅう)決定(けってい)などのほか、本人(ほんにん)又(また)はケアをしている家族(かぞく)に障害(しょうがい)がある場合(ばあい)の支援(しえん)を行(おこな)います。
基幹(きかん)相談(そうだん)支援(しえん)センター、相談(そうだん)支援(しえん)事業所(じぎょうしょ)は、障害者(しょうがいしゃ)のサービス等(とう)利用(りよう)計画(けいかく)の作成(さくせい)、支援(しえん)実施(じっし)、病院(びょういん)・施設(しせつ)の入所(にゅうしょ)・退所(たいしょ)等(とう)にあたって地域(ちいき)移行(いこう)に向(む)けた支援(しえん)等(とう)を行(おこな)います。

保(ほ) 健(けん)

  • 保健所(ほけんじょ)
  • 保健(ほけん)センター
  • 精神保健福祉(せいしんほけんふくし)センター など

保健所(ほけんじょ)・保健(ほけん)センター・精神保健福祉(せいしんほけんふくし)センターは、地域住民(ちいきじゅうみん)の健康(けんこう)づくりを支援(しえん)します。家庭訪問(かていほうもん)も行(おこな)い、家族(かぞく)全体(ぜんたい)の健康(けんこう)に関(かん)する相談(そうだん)を行(おこな)っています。検診(けんしん)や相談(そうだん)業務(ぎょうむ)を通(つう)じて、ヤングケアラーに気(き)付(づ)ける可能性(かのうせい)があります。

医(い) 療(りょう)

  • 病院(びょういん)・診療所(しんりょうじょ)
  • 訪問看護(ほうもんかんご)ステーション など

病院(びょういん)・診療所(しんりょうじょ)は、ケア対象者(たいしょうしゃ)又(また)はヤングケアラー本人(ほんにん)への医療(いりょう)サービスを提供(ていきょう)しています。
時(とき)には、ケア対象者(たいしょうしゃ)のレスパイト入院(にゅういん)や往診(おうしん)等(とう)も行(おこな)います。
訪問看護(ほうもんかんご)ステーションは、ケア対象者(たいしょうしゃ)又(また)はヤングケアラー本人(ほんにん)に対(たい)し、看護(かんご)サービスを提供(ていきょう)します。

高齢者福祉(こうれいしゃふくし)

  • 地域包括支援(ちいきほうかつしえん)センター
  • 居宅介護支援(きょたくかいごしえん)事業所(じぎょうしょ) など

地域包括支援(ちいきほうかつしえん)センターは、地域(ちいき)の高齢者(こうれいしゃ)の総合(そうごう)相談(そうだん)や地域(ちいき)の支援(しえん)体制(たいせい)づくり等(とう)を行(おこな)います。
居宅介護支援(きょたくかいごしえん)事業所(じぎょうしょ)は、介護保険(かいごほけん)による居宅(きょたく)サービス計画(けいかく)の作成(さくせい)やサービス提供(ていきょう)事業者(じぎょうしゃ)等(とう)との連絡(れんらく)調整(ちょうせい)等(とう)を行(おこな)います。

地域(ちいき)の支援(しえん)機関(きかん)

  • 児童館(じどうかん)、民生(みんせい)児童委員(じどういいん)、子供食堂(こどもしょくどう)
  • ピアサポート(サロン等(とう)) など

児童館(じどうかん)、民生(みんせい)児童委員(じどういいん)、子供食堂(こどもしょくどう)は、地域(ちいき)の施設(しせつ)・関係者(かんけいしゃ)・支援団体(しえんだんたい)として、日頃(ひごろ)から子供(こども)と関(かか)わり、見守(みまも)りを行(おこな)います。
ピアサポート(サロン等(とう))は、ケアの悩(なや)み等(とう)をヤングケアラー同士(どうし)や元(もと)ヤングケアラーと話(はな)せる場(ば)を提供(ていきょう)します。

若者(わかもの)支援(しえん)関係(かんけい)機関(きかん)

  • 東京都(とうきょうと)若者(わかもの)総合(そうごう)相談(そうだん)センター(若(わか)ナビα)
  • 子(こ)ども・若者(わかもの)支援(しえん)地域(ちいき)協議会(きょうぎかい)
  • 地域(ちいき)若者(わかもの)サポートステーション など

東京都(とうきょうと)若者(わかもの)総合(そうごう)相談(そうだん)センター(若(わか)ナビα)は、18歳(さい)以上(いじょう)の若者(わかもの)やその家族(かぞく)のための無料(むりょう)相談(そうだん)窓口(まどぐち)として、若者(わかもの)の悩(なや)みや不安(ふあん)に寄(よ)り添(そ)い、適切(てきせつ)な支援(しえん)機関(きかん)へのつなぎや情報(じょうほう)提供(ていきょう)を行(おこな)います。

18歳(さい)以上(いじょう)の地域(ちいき)の支援先(しえんさき)が見(み)つからない場合(ばあい)や、広域(こういき)にわたる連携(れんけい)が必要(ひつよう)な場合(ばあい)、支援(しえん)機関(きかん)からの相談(そうだん)も受(う)け付(つ)けています。

子(こ)ども・若者(わかもの)支援(しえん)地域(ちいき)協議会(きょうぎかい)は、困難(こんなん)を有(ゆう)する子供(こども)・若者(わかもの)に対(たい)し、教育(きょういく)・福祉(ふくし)・保健(ほけん)・雇用(こよう)等(とう)の関係(かんけい)機関(きかん)が連携(れんけい)して支援(しえん)を行(おこな)うためのネットワークです。

地域(ちいき)若者(わかもの)サポートステーションは、働(はたら)くことに踏(ふ)み出(だ)したい若者(わかもの)を対象(たいしょう)に、就労(しゅうろう)に向(む)けた相談(そうだん)や支援(しえん)を行(おこな)います。

若者(わかもの)支援(しえん)関係者(かんけいしゃ)は、支援(しえん)している若者(わかもの)の就職(しゅうしょく)活動(かつどう)の停滞(ていたい)や離職(りしょく)、ひきこもり等(とう)の背景(はいけい)に、家族(かぞく)の介護(かいご)や世話(せわ)がある可能性(かのうせい)があることに留意(りゅうい)する必要(ひつよう)があります。本人(ほんにん)の自立(じりつ)に向(む)けた意思(いし)を尊重(そんちょう)しながら、ケアの負担(ふたん)を考慮(こうりょ)した就労(しゅうろう)支援(しえん)や、福祉(ふくし)サービスとの連携(れんけい)による環境(かんきょう)調整(ちょうせい)が期待(きたい)されます。

ヤングケアラー支援(しえん)マニュアル

東京都(とうきょうと)では各(かく)支援(しえん)機関(きかん)別(べつ)にヤングケアラー支援(しえん)マニュアルを用意(ようい)しています。

  • ヤングケアラー支援(しえん)のフロー
  • ヤングケアラーと思(おも)われる子供(こども)に「気付(きづ)く」ための
    チェックリスト 等(など)
ヤングケアラー支援のフロー、ヤングケアラーと思われる子供に「気づく」ためのチェックリスト

東京都(とうきょうと)ヤングケアラー・コーディネーター事例集(じれいしゅう)

ヤングケアラーを把握(はあく)してから支援(しえん)へつなぐ核(かく)となる人材(じんざい)である「ヤングケアラー・コーディネーター」の実際(じっさい)の活動(かつどう)を紹介(しょうかい)しています。
福祉(ふくし)、教育(きょういく)をはじめとする関係機関(かんけいきかん)の皆様(みなさま)におかれましては、マニュアルと共(とも)にご活用(かつよう)ください。