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令和7年度 座談会

ヤングケアラーの方々にお集まりいただき、ご自身のケア内容や想いを共有してもらうことで、新たな発見や気付きを得るきっかけ、気持ちの整理につなげていただくことを目的として、座談会を開催しました。
また周りの人や社会に期待することへのご意見や、現在ケアを行っているヤングケアラーのみなさんに伝えたいメッセージも伺いました。
参加者の紹介
座談会の開始にあたり、アイスブレイクとしてみなさんに「自分を野菜に例えると?」についても伺いました。

< 参加者 ※ニックネーム >
家族は父・母・姉・自分・弟の5人家族で韓国にルーツがある。物心ついた
「自分を野菜に例えると」柔軟にいろいろな場面に合わせられるところが自分に似ている「ズッキーニ」。
[1]ハイテンションで活動的な躁状態と、
ぽむぽむさんの弟。
「自分を野菜に例えると」韓国出身の母が作る、大好きな“きゅうりキムチ”を食べて育ってきたので「きゅうり」。
みんなに愛されるきゅうりみたいな存在でありたいと思っている。
家族は、父・母・弟2人・父方の祖母、自分の6人家族で、精神疾患のある母のケアを担っている。
「自分を野菜に例えると」すぐ顔が赤くなってしまうのと、大好きだから「トマト」。
家族は、父・母と姉2人・兄・自分の4人姉弟に、甥2人・姪2人。
自分が生まれる前から、母が統合失調症[2]を患っており、現在までケアを担っている。
「自分を野菜に例えると」生でも炒めても美味しくて、いろんな形で楽しめる「トマト」。
[2]こころや考えがまとまりづらくなる病気。主な症状として、幻覚や妄想、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがある
家族は父・母・自分の3人家族で、交通事故の後遺症による右半身麻痺と、高次脳機能障害[3]のある母をサポートしている。
「自分を野菜に例えると」インドア派で日に当たりたくない性格なので「もやし」。
[3]交通事故や頭部のけが、脳卒中などで脳が部分的に損傷を受けたため、言語や記憶などの機能に障害が起きた状態
< スペシャルゲスト >

9歳から24年間、難病の母のケアを行っていた元ヤングケアラー。現在は、ケアと自己実現の両立に悩んだ経験をもとに、全国各地で講演や執筆活動のほか、
「自分を野菜に例えると」どんな調理をしても自分の色を失わない「ニンジン」。
< ファシリテーター >

一般社団法人ケアラーワークス代表理事。「ヤングケアラーコーディネーター」としても活動。行政と協力しヤングケアラーやその家族を支援する体制・ネットワークづくりに取り組む。
「自分を野菜に例えると」七変化のようにいろいろな場面で活躍できるところが魅力的な「ナス」。
クッキングワークショップ



